お知らせ

水質基準項目ジェオスミンの基準値超過について(終報)
2025-10-08
水質基準項目ジェオスミンの基準値超過について(終報)
 令和7年8月21日に水道水から異臭が確認され、8月22日に水質検査(異臭味物質:ジェオスミン(※1)、2-MIB(※2))を実施したところ、ジェオスミンの数値が水質基準値を超過しておりました。給水区域の住民の皆様には大変ご不便ご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
 翌日には基準値を下回ったものの、数日は臭気が残っている状況でありました。
 9月に水質検査を実施した結果、ジェオスミンの数値が通常の数値になっていることを確認していることから、本件については終息したものと判断いたしました。
 原因としましては、令和7年8月19日から8月21日にかけての大雨による濁水の流入により、土壌の泥土及び藻類がダム湖内に混入したためと考えられます。
 また、ジェオスミンは、水源環境の変化や気象条件によって水道水に混入することがあるとされております。
 当企業団としましては今後とも、水質監視の強化、豪雨等の災害が発生した又は発生すると予測される場合は、特に水源変化及び気象状況に注視し、安全・安心かつ安定的な水道水の提供に努めてまいりますので、皆様のご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。

 
(※1)ジェオスミン:藍藻類や放線菌などの微生物が発生する物質で、水にカビ臭さや土臭さをもたらすカビ臭原因物質の一つであるが、健康に害を及ぼすものでない。
(※2)2-MIB:(2-メチルイソボルネオール):藍藻類や放線菌が産生するカビ臭原因物質で、特にダムや湖沼を水源とする水道水においてカビ臭さを引き起こすが、健康被害は確認されていない。
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